2008年11月02日
ヘアドクター(毛髪診断士)
化粧品というか、髪を扱っているから思うことがあります。
化粧品メーカーの研究員は、髪にこの成分がこのように作用する
とかを、原料メーカーの資料から説明してくれます。
美容師でも、私のように少し化粧品の成分の知識があったりすると、
毛髪理論から、これはこんなふうに良いんだよ。 なんて、ことを
言ってます。
本当に、それでいいのかな~。
私は髪のアミノ酸分子構造なんて、見たことないし、理論上そうなっていると
勉強はしているけど、では髪がどうなっていくか検証して、説明をしてくれる
化粧品メーカーはありません。
野澤が何を言いたいのか、わからないかもしれませんね。
机上の理論だけでなく、使用感とか、その後の髪の様子を観察していくことに
よって、その理論が正しいと判断したいと思っています。
多くの髪を知っていればこそ分かることもあるし、お客様が何を求めているかを
知ることが重要だと思っています。
化粧品は、使う人のことを考えて選ぶことが重要なのです。
お客様に化粧品のことを理解していただき、その人に合った使い方を説明して
こころよいヘアケアを楽しんでもらいたいですね。
高い買い物でしたが、デジタル顕微鏡を買って良かったと思ってます。
Posted by マスター at 09:55│Comments(0)
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